フクロウとまなぶこころメモ 第1回 アダルトチルドレン
登場鳥物紹介
フクロウ
“こころ”についての知識が豊富な森のフクロウ。動物たちからよく相談を受ける。
ハト
普段は街で仲間と暮らしているハト。フクロウに相談をするため、たまに森にやってくる。
アダルトチルドレンって、どういう意味?
“アダルトチルドレン”って聞いたことはあるけど、結局どういう意味なの?
アダルトチルドレンは、子ども時代の家庭環境の影響によって、 大人になってから人間関係や自分との向き合い方に、生きづらさを感じやすい人を指す言葉だよ。
“大人なのに子ども”ってこと?
そう思われがちだけど、実際は少し違うんだ。むしろ、子どもの頃に“子どもでいること”が許されず、 早くから“大人の役割”を担ってきた人、と言われることが多いよ。
どんな生きづらさがあるの?
アダルトチルドレンの“生きづらさ”って、たとえばどんな感じ?
人によって違うけれど、比較的よく見られるものとしては、たとえばこんな感覚が挙げられるよ。
- 自分の気持ちがよく分からない
- 人に頼るのが苦手
- 断ると強い罪悪感を感じる
- 人の顔色を必要以上に気にしてしまう
- 頑張りすぎて疲れてしまう
- 「ちゃんとしなきゃ」という思いが強い
「性格だから」「自分が弱いから」と思ってしまいがちだけど、 背景をたどると、アダルトチルドレンの特徴として整理できることも多いんだ。
どうして身についてしまうの?
どうして、そういう生き方が身についてしまうの?
子ども時代の家庭の中で、安心して甘えたり、 気持ちを表現したりする余裕がなかったケースが少なくないと言われているよ。
- 親の不仲や離婚、家庭内の緊張が強かった
- 親が精神的・身体的に不安定だった
- 子どもが親の相談役や感情のはけ口になっていた
- 「いい子でいなさい」という期待が強かった
- 失敗や弱音を許されにくい雰囲気があった
こうした環境の中で、自分や家族を守るために、自然と身につけた生き方だったと考えられているんだ。
タイプがあるって本当?
アダルトチルドレンには種類があるって聞いたけど…?
考え方のひとつとして、役割や適応のしかたの違いから、6つのタイプに分けて整理されることがあるよ。
- イネイブラー
- ケアテイカー
- スケープゴート
- ヒーロー
- ピエロ
- ロストワン
どれかひとつに当てはまる、というより、 複数の特徴が重なっている人も少なくないと言われているよ。
こころメモ
「当てはまる・当てはまらない」より、「自分を理解するヒント」として、無理のない距離感で読んでみてね。
カウンセリングルームまきび
