フクロウとまなぶこころメモ 第3回 ケアテイカータイプ

登場鳥物紹介

フクロウ

こころの仕組みに詳しい森のフクロウ。やさしく整理しながら話してくれる。

ハト

日常のちょっとした疑問をフクロウに聞きにくる。

ケアテイカータイプってどんなタイプ?

ケアテイカーって、どんなタイプのことを言うの?

ケアテイカー(Caretaker)は、家族のお世話やサポートをすることで、家庭を支えてきたタイプと説明されることが多いよ。

具体的には、どんな役割をしてきた人が多いの?

たとえば、小さいころから家事を頑張っていたり、年下のきょうだいのお世話を任されていたり、親の愚痴や不安を聞く役割を担っていた人も少なくないね。

家族の中で「困っている人をケアする役」を自然と引き受けてきて、いつの間にか「誰かの役に立つこと」が当たり前になっていった、そんな背景があることが多いと言われているよ。

周囲に気を配り続けてきた理由

じゃあ、家族の様子をよく見ておくことが大事だったんだね

そうだね。だからケアテイカータイプの人は、表情の変化や声のトーン、反応の違いにとても敏感なことが多いんだ。
場の空気が悪くなりそうだと感じると、先回りして動いたり、自分が我慢することでその場を丸く収めようとしたりする傾向があるとも言われているよ。

大人になってから出やすい影響

大人になってからは、どんな影響が出やすいの?

人によって違うけれど、よく聞かれるのは、たとえばこんな感覚かな。

  • 自分が本当は何をしたいのか分からなくなる
  • 人に頼まれると断れない
  • 疲れていても、つい無理をしてしまう
  • 人を優先しすぎて、自分のことが後回しになる

こうした傾向は、人を優先する関わり方が、長い時間をかけて身についてきた結果として捉えられることが多いよ。

それって、かなりしんどそう…

そうだね。ケアテイカータイプの人は「支える力」をたくさん持っている一方で、自分自身をケアすることが後回しになりやすい、という難しさも抱えやすいんだ。

こころメモ

誰かを支えてきた時間も、あなたの人生の大切な一部なんだ。