事例 14共依存・恋愛依存
人間関係、特に恋愛の人間関係で悩んだ時にネット等で検索すると、必ずと言っていいほど「共依存」、「恋愛依存」、「アダルトチルドレン」などが目につくと思います。
相手といる時だけ安心出来て、それ以外はすぐ不安になる。
離れたい相手と離れられない、別れられない。
むしろ自己犠牲的に動いてしまう。我慢してしまう。
依存傾向のある方は、見捨てられ不安があるため相手のことを見捨てることも苦手です。
相手のことを好きじゃなくても、なんとなく拒否することができずに受け入れてしまいます。
自分の中の見捨てられ不安を軽減することで望まない人間関係、辛いことの多い恋愛を変えることができるかもしれません。
同じ人間関係のパターン、同じ恋愛パターンを繰り返しているならご相談ください。
相談例
共依存とは特定の人間関係に依存してしまうことです。
相手の好意を得るために自己犠牲的な献身を行ったり、相手をコントロールしようとする傾向があります。
それが自己中心的となり、次第に相手から離れられなくなるという結果に陥りやすくなります。
その延長上線上に恋愛依存があります。相手からの愛情を失う事を極度に恐れたり、(自分自身も含め)大事なものを犠牲にしてまでも、相手との恋愛関係を続けようとする。それが恋愛依存となります。
- 一人でやっていけるという自信がなく、見捨てられるかもしれないと不安にかられる。
- 貸しを作るのはいいが、借りができるのは極端に嫌だ。
- 自分の問題はたいしたことはないと自分に言い聞かせて、表面上はなんでもないように振舞う。
- 相手が落ち込んでいると、感情移入して自分も落ち込んでしまったりする。
- 自らを犠牲にしてまでも、相手を助けたり、世話をしたりするのが好きだ。
- 罪の意識を感じやすく、相手の問題は自分のせいだと思い込みやすい。
- 他人の問題にのめり込みやすく、相手からの精神的、性的、身体的侵入を許してしまったりする。
- 自分にあまり関係ないことでも、責任感を感じてがむしゃらにこなすことが多い。
- 自分がしてあげたことに対して、強く見返りを求めてしまう。
- 過去の人間関係の間違えから学ぶことができず、同じ間違えを繰り返す傾向がある。
- 被害者意識にとらわれ、自分は犠牲者だと思い込み、弱々しくなる。
- 自分の周りには害があるのに、波風を立てぬよう、問題を明らかにしない。
- 相手を自分の都合がいいように変えようとコントロールすることがある。
- 好きという感情かどうか分からないが、相手から離れられないでしがみついていることがある。
- 「こうあるべき」や「こうなるはず」という決め付けにとらわれやすい。
- 相手の気分を敏感に察して、先へ先へと頭を働かせたり、心配したりする。
- ある特定の相手のことで頭がいっぱいで他のことがおろそかになることがある。
- 「ノー」が言えず、何でも引き受けて疲れてしまったり、恨みに変わったりする。
- 自分に深く関係があることでも、嫌なことは見て見ぬふりをする。
- 問題や危機が起こっているような人間関係に巻き込まれていることが多い。
- 誰かから必要とされればされるほど、生きがいを感じられる。
- あっという間に恋に陥るが、冷めるのもまたあっという間である。
- 寂しさのあまり、好きでもない人とデートをしたりしたことがある。
- 自分は欠点ばかりの人間だが、彼といる時だけはそれを忘れられる。
- 多くの友人から「別れた方がいいよ」と言われているのに、どうしても別れられない。
- 彼の愛が手に入らないなら、何か思いきったことをしてやろうと思ったことがある。
- 自分が追いかけるのはいいが、追いかけてくる相手には魅力を感じない。
- 「あの人なしでは、私は生きていけない」と思ったことがある。
- 尽くすのはいつも自分であって、本当のところ、それに見合った愛は相手から得られていないと思う。
- 自分の人生を素晴らしいものに変えてくれる誰かが、いつかきっとあらわれると思う。
- 誰かに恋をすると、それが生活のすべてになって、他のことはどうでもよくなってしまう。
- 自分さえ我慢すれば、この愛はきっとうまくいくと思う。
- 相手のことを心配して自分のことが手につかないことがある。
- 「私の力であの人を変えてみせる」と思ったことがある。
- 交際相手と同棲することが多い。