事例 19
誰かといても落ち着かないと感じるときに
公認心理師による心の余裕を取り戻すカウンセリング

人と一緒にいるのに、なぜか落ち着かない。会話をしていても心ここにあらずで、帰宅後にどっと疲れを感じる。相手の表情や自分の言動を気にしすぎてしまったり、楽しく過ごせているはずなのに、どこか自分だけが置き去りになったような気持ちになることはありませんか。

当カウンセリングでは、そんな“人との関わりの中で生まれる小さな息苦しさ”を整理しながら、心に少しずつ余裕を取り戻していくお手伝いをしています。

よくあるご相談事例【対人関係・心の緊張】

こんなお悩みはありませんか?

  • 「人と話していても、心からリラックスできない」
  • 「場の空気を読みすぎて、自分がどう感じているか分からなくなる」
  • 「気を使いすぎて、帰るとぐったりしてしまう」
  • 「楽しいはずの時間なのに、どこか緊張している」
  • 「相手に合わせてばかりで、本音を出すのが怖い」

こうした“落ち着かなさ”は、周囲に合わせることが得意な人ほど感じやすいものです。表面的にはうまくやれているのに、内側では「自分の居場所がない」ような感覚が残る。この違和感が積み重なると、人と会うたびに疲れやすくなってしまいます。

誰かといても落ち着かないときの心の状態

人との関わりの中で落ち着けないとき、心の中では常に「どう見られているか」「何を期待されているか」を探しています。

これは、人を大切にしたい気持ちの裏返しでもあります。

ただ、相手の気持ちを先回りして考えすぎると、“今この瞬間に自分が何を感じているか”を見失いやすくなります。

その結果、会話をしていても“自分の言葉”がどこか他人行儀になり、「自分として存在していないような不安」が生まれてしまうのです。

背景にある心理的な要因

この感覚の背景には、安心の経験の少なさが関係しています。

幼いころから「空気を読む」「怒られないようにする」ことを優先してきた人は、“安心するためには気を張っていなければならない”という感覚が体に染みついている場合があります。

また、「人との関係は努力で保つもの」という思い込みがあると、相手といてもリラックスより“緊張”の方が先に立ってしまいます。

心が常に軽い緊張状態にあるため、楽しいはずの時間でも疲れが残りやすくなるのです。

心理学的な解説:過剰適応と「安心のスイッチ」

心理学では、人が無意識に他人に合わせすぎてしまう傾向を過剰適応(over-adaptation)と呼びます。

過剰適応は、自分の感情や欲求を抑えて“安全な自分”を演じることで、拒絶されないようにする無意識の防衛反応です。

その結果、「本当の自分を出す=危険」という学習が積み重なります。

しかし、“本音を出しても大丈夫”という小さな体験を重ねることで、脳と心の中に**「安心のスイッチ」**が少しずつ育っていきます。

このスイッチが育つと、人といても“自分のままで落ち着ける”時間が増えていきます。

カウンセリングでできること

人との関わりで感じる疲れや生きづらさには、 自分でも気づかない“こころのパターン”が関係していることがあります。

たとえば、「人といるときに何を感じているか」や「どんな場面で疲れやすいか」を整理したり、安心できる呼吸や考え方を身につけたりすることは、ご自身でも少しずつ取り組むことができる内容です。

一方で、人疲れのしやすさや生きづらさの背景には、これまでの人間関係や心の中に残った傷が影響していることも少なくありません。

カウンセリングでは、必要に応じてさまざまな技法を用いながら、そうした“根っこの部分”を一緒にたどり、傷ついた気持ちに光を当て、ゆっくりと癒していくお手伝いもします。

「人との関係を変える」のではなく、関係の中でも自分を安心させられる力を取り戻していくことを大切にしています。

よくある質問(Q&A)

人と話すのが苦手でもカウンセリングは受けられますか?

はい、大丈夫です。無理に話す必要はありません。言葉が出てこない時間も、ゆっくり一緒に整理していきます。

人との関わりを避けてしまうのですが、直すべきでしょうか?

避けることにも意味があります。いまは距離を取ることで守っている心の部分があるかもしれません。焦らず、“関わり方のバランス”を一緒に見ていきましょう。

話しても変わらない気がします。

すぐに変化を求めるより、「どんなときに落ち着けたか」に気づくことから始めます。それが心の余裕を取り戻す最初の一歩になります。

公認心理師によるカウンセリングの特徴は?

公認心理師は、心理学と臨床経験の両面から心のしくみを理解しています。その知見をもとに、あなたのペースを尊重しながら、安心できる関係づくりと心の回復をサポートします。

まきびでは、話すことよりも“落ち着ける時間”を大切にしています。誰かといても落ち着かないと感じるときこそ、自分の内側に静けさを取り戻すタイミングかもしれません。あなたの心のリズムに合わせて、一緒に整えていきましょう。

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